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跨苔の研究

登場キャラクター
氏名:カナコ・エッフェンブルグ
性別:女
年齢:26
職業:学者(生物学/生態学)/商人
身長:170
体重:62
スリーサイズ:96.60.89
主な性感帯:首筋、乳首、性器全体
好きな体位:騎乗位、後背位


本編
「あっ、あんっ、あはぁっ! ああんっ、これって、予想以上に気持ちいいぃっ」
 豪華な意匠が施された乗馬用の鞍の表面で異常に成長した跨苔(またぎごけ)。
 カナコが研究室の椅子の上に置かれた、その鞍を跨いでオナニーを始めてから、すでに数時間が経過していた。
 跨苔は一種のカビのような生物で、乗馬鞍のような人間の汗や体液に頻繁に晒される物の内部に密かに発生する。
 汗などを吸収して養分を得る生物なのだが、カナコが研究用にと買ってきた跨苔は、鞍の内部はおろか、表面部に現れるまで異常発育していた。
 鞍の表面は、跨苔の蠢動で波打ち、カナコのような変質的な淫乱は、その動きを一目見ただけで、乳房は張って乳首は固くなり、女の穴からはトクトクと愛液を滴らせてしまっていた。
 カナコは好事家の店から研究室に戻るや否や、とるものもとりあえず、部屋の隅にしまってあった木製の長椅子を引っ張りだして、鞍を頑丈に括り付け、着衣のまま跨った。
 そして数時間。
 カナコは今や素肌に白いワイシャツ一枚、下半身は素っ裸で鞍に跨っていた。
 全身汗まみれで椅子の縁をつかみ、跨苔にグリグリと陰唇を擦り付けている。
「ああ、ああん! 跨苔様、私の襞をもっとねぶってください! もっと、もっとぉ!」
 いつものように被虐の叫びを上げながら、今度は左手だけで椅子をしっかりとつかみ、腰を前後に揺らしながら、右手で巨乳を持ち上げ、自らの唇で吸い上げた。
「んんんんぅぅぅ! ああ、すごいっ、すごいっ」
(苔が襞の奥までしゃぶってるのが、すごくよくわかる。腰が止まんないっ! ま○こが千切れそうなのがすごくいい)
 カナコの激しい腰振りで、木製の椅子はぎしぎしと悲鳴を上げていたが、跨苔の騎手はまったくお構いなしだった。
 椅子が壊れたとしても、次は机の上にでも鞍を乗せて淫戯に耽ればいい、とにかく今は、この快楽を続けて貪りたい。ただそれだけしか考えていなかった。
「あっ――、はあっ、はああっ。ん、ん、んぅっ、ん、ん、んあんっ!」
 引き締まった腹の筋肉と、肉付きのいい腰周りが、前後左右、そして上下に揺れる。
 跨苔の葉だか茎だかだかの部分が小陰唇を引っ掻くように左右に揺れる。
 愛液と絡み粘ついた粘液が淫部全体、そして肛門の襞をも吸い付き、カナコは嬌声を上げさせられてしまう。
「んあああっ! ちょっ、あ、だめ、止まんないっ、ああんっ! 気持ちいいっ!」
 ゆで卵のような美尻が、プルプルと艶かしく震え、快楽に溺れていく。
「おおおうっ、あ、やだ、やだぁ!」
 カナコの四肢がグッと締まる。
(出ちゃうっ、出ちゃうっ、出ちゃう! 出ちゃいますっ。跨苔さまぁ、ごめんなさいっ!)
「ああ、ああああああああぁぁ!!!」
 カナコの身体がビクビクと突っ張る。
 鞍に乗ったまま両足が宙に浮き、さらに苔の侵入を許していく。
「イ、イクッ、イッ、イキますっイキますっイキますっ、イ、キますっ! ――んんんんんんんんんんん!」
 絶頂すると同時に、カナコは潮を噴いてしまっていた。
 やや粘り気のある潮であったが、その液体は跨苔を活性化させ、蠢動をさらに激しいものとさせた。
「んうんんんんん!」
(ああ――、もう何回目? でもこれ、気絶するほどの深みまでイカなくて、何度でも中の上の絶頂を味わえる感じ。これはこれで、他にない素材。いい感じ……。それに跨苔は菌類の一種のはずだから、増殖は意外と簡単なはず)
 カナコは、妄想に耽る。
 下着や服の裏側に跨苔を培養して、人通りの多いところでオナニーに耽るとかいいかも。
 自分の考えにさらに興奮するカナコ。
 両手をワイシャツの中に突っ込み、わざと荒々しく巨乳を揉みしだいた。
「ああっ、おっぱい、いいっ! イク、またイキますっ! またイキますっ! う、う、うううぅぅぅぅ!」
 カナコは一晩中、跨苔の奴隷になり、その淫らな養分を提供し続けた。
 そして次の日の昼には純名を鞍に括り付け、悶える様を見ながら再びオナニーに耽るのだった。

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