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蟷螂の色

登場キャラクター
氏名:長谷川慧(はせがわ・けい)
性別:女
年齢:25
職業:教師
身長:165
体重:50
スリーサイズ:90.55.84
主な性感帯:乳首、首筋
好きな体位:後背位、騎乗位


本編
「セックスしたこと、ってあるの?」
「たぶん、……ない」
「ふう?ん」
 慧の目が怪しく光った。
 そう。
 慧はこれがしたいがために、今の職業についたのだ。
 念願の垂涎の獲物に、身体の奥がキュンと締まる。
「先生、その、優しいし、綺麗だから……、教えてくれると思って」
「いいわよ。そうね、じゃあ秀くん。おちん○んを出してみて」
「え?」
「おちん○んを出してみてよ」
「……そ、そんな、いきなり?」
「え? じゃあ、なに? いきなりじゃなかったら、どうするつもりだったの? 先生にズボンの上から、おちん○んを咥えさせたりするつもりだったとか?」
「そ、そんなことないっ」
「じゃあ、おちん○んを出さないと。先生、なにも教えてあげられないわよ」
「……」
「恥ずかしがってちゃダメよ。出しなさい」
 慧は強く言った。
 秋空の下、体育倉庫の裏でこんなことができる機会を逃すことは出来ないわ。
 慧の乳房はすでに期待に膨らみ、ブラジャーをグイグイと押し上げている。
 元々少し小さめの下着を着けていたので、これはきつくて、苦しい。
 いっそ裸になっちゃおうかしら。
 慧は思った。
 しかし、最終的にそうなるにしろ、まだその時じゃ、ないわよね?
 慧は思い直す。
 うん。ここは我慢しよう。
 慧の視線を感じ、秀は身体をよじる。
 しかし、観念したのか、ややふてくされ気味に「……はい。出したよ」とズボンを膝まで下ろし、すでにいきり立っている男根を差し出した。
「あれあれ? 秀君のおちん○んはいつもこんに堅くなってるの? 先生が見たことがあるおちん○んと違うなぁ!」
 慧はわざと大げさに言った。

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ふたつの花火

登場キャラクター
氏名:高柳真奈(たかやなぎ・まな)
性別:女
年齢:25
職業:スポーツインストラクター
身長:172
体重:65
スリーサイズ:85.60.86
主な性感帯:脇腹、乳首、へそ、クリトリス、アヌス
好きな体位:騎乗位、座位


本編
 私はその日、人生で初めて10代前半の少年とセックスをした。
 しかも少年2人に対して、女の私は1人だった。

 私は、気分転換も兼ねて、いつもとは違う少し遠くの海水浴場に足をのばしていた。
 そこは穴場だったのか、綺麗な海岸のわりには人が少ない。
 おそらくあと数年もすれば、海水浴客が五万と訪れて、この場所も首都圏近辺のあの汚い灰色の海岸になってしまうのだろう。

 私は、どうせ1人でこんなところに来たのだからと、いつもと違う自分を演じてみていた。
 自宅の近くでは着れないようなきわどい水着を着て浜辺を歩いてみたり、ホテルというか旅館に泊まる、若い男性に自分から声をかけてみたり。
 とはいえ、今まで隠していた自分の淫らで普通でない部分が表面化してしまって似すぎないんだろう。

 日中の浜辺を散策していると、私はふと熱い視線に気がついた。
 それは中学生だろうか、いや小学生だろうか。
 とにかく15歳になっていないだろう男の子2人が、私の身体に熱い視線を送っていたのだ。
 私が視線を返すと、その少年たちは慌てて視線をそらした。
 私は面白くなってきて、その場に留まり、しばらく視線を送り続けた。
 彼らは顔をそらしたまま、時折チラチラとこちらを見ている。私の視線にも気付いているようだ。
 私は男の子の前まで歩いていった。
「ねえ、キミ。今、私のこと見てた?」
 男の子は何も言わない。
「見てたでしょ」
「……見てないよ」
 私は背の高いほうの男の子の隣に座ってみせた。
 彼は驚いたように腰を浮かせ、慌ててもう1人の少年の反対側に座りなおす。
 私は、空いた2人の間に入り込み、それ距離を詰めた。
 そして大胆にも彼らの肩を掴んでその場所に留まらせた。
「別に見ちゃいけないって言ってるわけじゃないんだけど……。たくさん女の人がいるのに、何で私を見てたのかな?」
「……」
「なに?」
 小さいほうの男の子は、もう片方の子を伺いながら、「その……、水着が、変わってたから」
「胸とかお尻とか見えそうだったから?」
「違うよっ」
 私はその言葉が彼らの本意でないことを分かりきっていたので、遊び半分で問うてみた。
「私の胸とかオッパイとか、見たい?」
 少年たちは怪訝そうな目で私を見た。
「別に痴女とか思ってくれてもいいわよ。見せてあげるって言ったら、うれしい?」
 男の子は無言で頷いた。
「じゃあ、こっちに来て」
 自分でもビックリするくらい、いや、惚れ惚れするくらいの素早さで、私はその少年たちを海の家の裏手へと誘拐した。

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