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登場キャラクター
氏名:カナコ・エッフェンブルグ
性別:女
年齢:26
職業:学者(生物学/生態学)/商人
身長:170
体重:62
スリーサイズ:96.60.89
主な性感帯:首筋、乳首、性器全体
好きな体位:騎乗位、後背位

氏名:純名(じゅんな)
性別:女
年齢:22
職業:学者助手(生物学/生態学)/商人
身長:162
体重:55
スリーサイズ:95.58.88
主な性感帯:乳房全体、性器全体、背中
好きな体位:後背位


本編
 ちょっとした貴族の庭なら、すっぽりと入ってしまうくらいの広さはあるだろう。
 大きなガラス張りの温室。
 その中は、鬱蒼と茂ったジャングルだった。
 毒々しい色の花弁を持った植物はその存在を強く主張し、奇怪な獣類の声は、その密林のいかがわしさをいっそう引き立てていた。
 ここは、カナコ・エッフェンブルグの温水系動植物の実験室兼倉庫。
 つまるところ、カナコのオナニー専用の部屋みたいなものだ。
 温室の中央には、温泉を模した大きな温水プールが位置し、それを取り囲むように、身体を預けやすいように削られた滑らかな岩々が配置されている。
 そしてそこには温泉などの温かな水の回りに棲む動植物が放し飼いにされていた。

「……んんっ! ふうっ……!」
 カナコは、なだらかに傾斜した岩肌に横になり、ゆったりと湯船に浸かって、乳房を揉んでいた。
 長い黒髪はタオルで結い上げられ、すっかりバスタイムオナニーの風情だ。
 左の乳首を中指と人差し指の股に挟み、特大のプティングのような乳房を揉みしだく。指の拘束を受けていない右乳房は湯船をぷかりぷかりと自由に浮かんでいた。
「乳首気持ちいい……」
 より強い刺激を求めて、左乳房を刺激する担当は人差し指と親指に交代させられ、グイグイと固くなった乳首を扁平に揉んでいく。
 乳首を摘んだまま、残った指で柔らかい乳房を乱暴に押す。
 するとその反動で、乳首はぐいとゴムのように外側に伸び、カナコのだらしない快楽中枢にこれでもかこれでもかと刺激を送る。
「んんんっ、やっぱり我慢できない……」
 カナコは唇を舌でなめまわしながら、小さく呟いた。
 すると湯の中の岩肌を掴んでいた右手が、海中から姿を現すモンスターのように、右乳房に襲い掛かる。
 ぎゅっと乳房を握りこむと、並の女には持ちえない大きなバストの柔肉が指の間からたっぷりとはみ出てくる。
「ああうっ!」
 そして両手で強めに乳首をひねりあげると、背中は自然と弓のように反ってくる。
「ああ、やっぱり強いほうがいいっ」
 浮いた腰の尻側から素早く右手を割り込ませ、前後の穴を同時に刺激する。
「んあっ! んんっ、んんっ」
(じ、焦らしに焦らしちゃったからっ、も、もう大丈夫みたい)
 湯の中ででもわかるくらいに、ピンク色の痴裂からは、ねっとりとした粘液がトクトクと流れ出ていた。
 人差し指と中指が乱暴に肉襞を掻いていく。
「んんっ、ふう、ふう、ふううっ、うっ! うあぁ!」
 カナコの“女”は、じゅぷじゅぷとオスを招き入れる準備を整えていく。
 大きく、固く、残酷なオスであればオスであるほど、カナコの脳髄は悦楽の悲鳴を上げる。
 カナコの子宮は、カナコの理性的な好みまで熟知しているようだった。
(こ、このままオナニー続けてると、まんこの穴が開きすぎてお湯でいっぱいになっちゃうっ……)
 カナコは、右手の動きをそのままに、左肩の脇あたりに浮いている緑色の球を引き寄せた。
 それは、藻が球状になって水に浮いているような植物で、大きさはカナコの片方の乳房よりもやや大きいくらい。
 花や棘はなく、色もやや濃い色の緑一色。
 これが本日の研究、いや変態オナニーのメインディッシュであった。
(期待通りに動いてくれるのかしらね……?)
 この植物は「毬藻貝(まりもがい)」という生物で、カナコも実際に接するのは初めての植物だった。
 話によれば、温水に浸かりにくる動物に藻の部分で絡み付いて自由を奪い、球体の中にある本体から産卵管のようなものを伸ばし、精液や愛液などの体液を出させ、それに対して集まった微生物などを食しているという。
 「ずいぶんと回りくどい生物ね」と、カナコは思ったが、お風呂でのオナニーにマンネリ感を感じていたのと、お風呂という密閉された孤独な時空間で、どっぷりと自慰に嵌まりたい女性も多かろうと、この回りくどい生物を試してみようと相成ったというわけだ。
「あ……」
 カナコがあらかじめ流しておいた愛液に刺激されたのか、毬藻貝の藻の部分がザワザワと動き始める。
 墨が水に染み出すように、細い葉茎がカナコの尖った乳首、プカプカと浮く乳房に迫っていく。
「こ、このじれったさは、期待せずにはいられないわね……」
 乳房を揉みしだきたい衝動を抑え数刻。
 いよいよ毬藻貝がふたつの乳房をグイグイと絞り始めた。
 乳房全体は緑色のボディスーツでも着ているかのように覆われ、ゆっくりとではあったが、的確に乳房全体を揉み上げていく。
 特に尖り乳首には多くの茎が巻きつき、執拗に責め立てていた。
「……ふんっ、んっ」
(素敵ね。ゆっくりなところも、すごく評価できる……)
 細い糸のような茎で全体を刺激するので、包み込むような愛撫となり、それがカナコの評価を上げていた。
 毬藻貝の茎は、乳房を刺激するだけではなかった。
 茎はゆっくりとカナコの両腕を背中に巻き込み、後ろ手に拘束する。
 両足に侵食した茎は、ゆっくり、力強く、カナコの両足を開いていき、そしてついには股を閉じられないように、蛙のような無様な格好で拘束した。
「ああ……、ゆっくりと縛られる感じがいい……。あっ!」
 拘束が完了すると、毬藻貝は獲物の感度の調査にかかった。
 細い茎のその特性を存分に使い、まずカナコのクリトリスを根元から締め上げた。
 この毬藻貝が、人間型の女性を獲物にしたことがあったのかどうかは定かではなかったが、カナコのイイところを確実に捕らえたということは間違いなかった。
「ひうっ!! う、ううっ、う……、ああっ、あはっ、はっ、ふうっ!」
 湯船からまったく動けない状態で、人間には出来ない異種族特有の攻めは、さすがのカナコとはいえ、かなりのダメージを負ってしまう。
「だめぇ、クリトリスが伸びちゃう! うう! これ以上おっきくなったら恥ずかしいからっ! や、やめてっ。やめてください、お願いしますっ! ああん!」
 オナニーで出来上がっていたカナコは、すぐに植物に服従の言葉遣いになってしまっていた。
 乳肉は機械的に様々な形に変えられ、時に乳房は押しつぶされ、上下左右に引きまわされ、乳首同士を結び付けられたりしていた。
 唯一、動かせる頭をバタバタと振るが、あまり激しくよがってしまうと、溺れてしまいかねない。しかし、そのスリルが、カナコのマゾ心をさらに刺激した。
「ああ、お願いします! 乳首かおまんこのどっちかにしてくださいぃっ! 気持ちよくなりすぎると、私、なにもわからなくっ、なっちゃうからっ。んああ! おっぱい強く揉まないでぇ!」
 そんな自己愛的、倒錯的な叫びを、毬藻貝が理解できるはずもなく。
 毬藻貝は突然、これまでの緩慢な動きとは打って変わって、素早く本体から2本の産卵管を伸ばすと、カナコの前と後ろの穴を塞いでしまった。
「んおおおううっ」
 腹の底から野太いあえぎを出してしまうカナコ。
 常々美しいあえぎ声が出せないものかと試しているカナコは、この野太い喘ぎが嫌いだった。いつも「ああ、今回も出してしまった」と後悔する。
 しかし、それこそが恥辱を刺激する装置であり、だからこそ、繰り返し野太い喘ぎをあげてしまうのだ。
「ご、ごめんなさいっ! 言うとおりにするから、強くしないでください! 罰しないでっ! ああ、黙ってヨガッてます! されるがままにしてますっ、ああん! お、お、おほうっ! だから、カナコを、カナコをもっと責めて! 奴隷にして、貴方なしでは暮らせない身体にしてっ!!!!!」
(ああ、子宮口を叩いてる。産卵管が叩いてる! 叩いてる! 叩いてる!お尻も奥に、奥にぃっ)
 不自由な拘束体勢で、激しく海老反る。
 産卵管は、カナコの指の届く範囲よりもずっとずっと奥に侵入していた。
 子宮口を撫でるように円を描き、不意にGスポットの襞を縦横に引っ掻き回す。
「うおうっ! すごい、それ、もっとっ! ……はあん! イイ、イイィィ!」
 産卵管は、カナコの体温よりはずっと低く、温泉で上気している身体には、いっそう異物挿入を自覚させる。
 産卵管は固くも太くもなかったか、その代わり触手のように、カナコの膣を忙しく叩き、擦り、穿っていく。
 全身すでに濡れみずくで、恥も外聞も忘れて、獣の喜びを叫びあげる。
「おおおおぅっ!! おっぱいい! もっと摘んでっ! 引っ張って! んほおぉぉ」
 密林の向こうで、オスの獣が雄叫びを返してくる。カナコの喘ぎ声は、獣じみているのだろう。
「あ、ああ、ダメ。そろそろイキます! 我慢できませんっ! あ、ああ!」
 カナコの開いたままの内腿がピクピクと震えだす。
 グッグッと身体が弓そりはじめ、喘ぎが引きつったものになっていく。
「んっ、んっ、ぐっ、ぐう、……んんんっ!」
(……あ、すみません。私、イキます、イキますっ! 潮噴くから、潮噴くから! 先にアクメするのっ、許してくださいっ!)
「んんんんんんんんんんっっっっ!!!!!」
 カナコの身体が断続的に痙攣し、そして弛緩した。

   ※   ※   ※

 カナコが絶頂しても、毬藻貝の責めが和らぐことはなかった。
 間をおかず、再びカナコがアクメに入る。
「う、ぐぐぐ……」
 背を反らして後ろを覗き見るように、カナコが弓なる。
(イクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!)

 ――と、その時、カナコは満月の月明かりを受けて、頭上から誰かが自分を覗き込んでいることに気付いた。
「……ん、んふぅ、」
「カナコ先生、すっごい気持ちよさそうですねー」
「……あ? じゅ、純名っ!?」
 そこにいたのは、カナコの助手。純名であった。
 純名は、素っ裸かで胸に大きな水槽を抱えていた。
「わたしもオナニーに来たんですどー。センセの方が気持ちよさそうかなー、なんて? 混ざっていいですか?」
 純名はカナコより年若く、どちらかというとぽっちゃりとした感じの娘だった。
 もちろん太っているわけではなく、ポルノモデル体型のカナコに比べ、どちらかというと隙がある肢体ということだ。
 カナコと比べ全体にやわらかく、インドアを好むので、肌は日に焼けておらず白かった。
 髪は背中辺りまで伸び、やや茶色のくせっ毛。毛先のあたりがくるりと巻いている。
 カナコのようにキャリアウーマン気質ではなく、どことなくのんびりしているが、頭脳は明晰で、研究においてはカナコの充分な助けとなっている。
 当然、カナコの評価も高い。
 そして何より人間以外の生物とセックスするのが趣味という変態娘であることもカナコの評価を甘くしていた。

「だめよ。これは実験だから。それにひとりでシないとオナニーにはならない、あんっ! ああ、そこ、そこもっとくださいっ!」
 言葉を理解しない毬藻貝にたびたび懇願するカナコ。浅瀬に打ち上げられた魚のようにジャブジャブと湯船を跳ね回る。
「じゃあ、いいでよーだ。わたしはわたしで、珍しいもの見つけてきたんですから。センセには貸してあげません」
 ぷうっ頬を膨らませて、水槽を持ったまま温泉に入っていく純名。
「純名、ちょっと毬藻貝の茎がそこらじゅうに出てるから……」
「きゃっ!!」
 カナコの言葉が終わらないうちに、純名は毬藻貝に足を絡ませ、頭からお湯にすっ転ぶ。
「いたたたた……」
 頭を抱えて起き上がった純名の手には水槽がなかった。
「あ、しまった!」
 純名は慌てて水槽を湯の中から取り出すが、水槽にはただお湯があるのみだった。
「んんんっ、あっ! ちょ、じゅ、ああっ! 中に、なにがっ!」
「搾乳川クラゲ(さくにゅうかわくらげ)の変異体です?。あー、逃がしちゃったかなぁ、もったいないよー」
 搾乳川クラゲとは、ほぼその名の通り、女性の乳房に張り付き、ホルモンバランスを崩す毒を注入して、乳を吸って養分にするという生物である。
 乳を吸うとクラゲの体全体が乳白色になっていくので、ある種の鑑賞用としても珍重されている。
 それ自体はさほど珍しい生物ではなかったのだが、今回、純名がオナニー用にと持ってきていたのは、ひとつの体に、口と傘がふたつずつあるという、ふたつ首の蛇のような変異体であった。
 普通の搾乳川クラゲでは、いっぺんにひとつの乳房しか刺激できないのだが、この変異体なら両の乳房を同時に刺激できるのだ。
「んぐっ!」
 カナコは乳房に異常を感じた。
 不自由な体勢で乳房を覗き込むと、案の定、搾乳川クラゲが毬藻貝の上から乳房に吸い付いていた。
 吸い付いた乳首からチクチクとした刺激が伝わり、乳を促す毒が注ぎ込まれていることが分かる。
(2種類いっぺんだなんて、無理よ! 刺激が強すぎる!)
「じゅ、じゅんなっ、クラゲをはがしなさい。気持ちよすぎて、身体がっううぅっ! ち、くびっ! す、うあっ! んんんっ!!!」
(ダメ! やっぱりすごすぎるっ!! 乳首の刺激がツボ過ぎるし、このままじゃ、まずいわっ!)
 カナコが涎を垂らし助けを求めるが、「センセ、なに言ってるかわかんないし、涎なんか垂らして気持ちよさそー」と、純名は気にした風でない。
 興味深げに四つん這いでカナコににじり寄る純名。
 が、それがよくなかった。
「きゃんっ」
 紡錘状にたっぷりと垂れ下がった純名の乳房に、搾乳川クラゲの片方の口が吸い付いた。
「やあっ! クラゲ君はカナコ先生とエッチするんじゃないのぉ!?」


つづく

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